万世特攻平和祈念館とは先の大戦における陸軍沖縄航空作戦に従事した特別攻撃隊員、飛行第66戦隊員、飛行第55戦隊員、第19航空通信連隊員、神風特別攻撃隊海軍第一正統隊員の遺影・遺書・遺品を展示し史実を知り、「平和の尊さ・大切さ」を知り感じていただく為の施設です。

 その遺書・映像資料等で、全世代の方々に「平和の尊さ・大切さ」が「皆様の平和を祈る心に届く事を願い」情報発信しています。

外観

 少年飛行兵の憧れた九五式一型複葉練習機(通称赤とんぼ)を模しています。屋根の垂直尾翼の形は、朝夕仏様に手と手を合わせて祈る合掌の姿をシンボル化したものです。

ロゴの由来について

 施設屋根にある平和を祈る合掌のモチーフと飛行機が大空へ飛び立つイメージを表現しました。また、下に広がる曲線は「平和が末広がり」を意味し、平和への祈りと願いを込めています。

万世特攻平和祈念館
よろずよに碑

よろずよに碑

 旧町名の万世をよろずよと読みそれに(に)を加え日本書紀から引用され千年万年平和でありますようにという意味合いが込められています。

 飛行隊員のブロンズ像の「お顔」は、この地、万世から東方向を向いています。その一つが戦友や両親に桜咲く九段で会おうと約束して散華されたので、その桜咲く九段(靖国神社)が見える様その2つが201柱の方々の出身地は全国各地。万世から東を見ると北海道、本州、四国、九州が見えます。散華された方々の親・兄弟が住む故郷が見える様にと。右の副碑には特攻振武隊121名、左の副碑には飛行第66戦隊72名、飛行第55戦隊6名、第19航空通信連隊1名、海軍第一正統隊1名、計201名のお名前、散華日が刻印されています。

慰霊碑慰霊祭

 毎年4月の第2週の日曜日(※4年に1度の統一地方選挙がある場合は第4週目の日曜日)に、開催されます。

 よろずよにの碑は全国のご遺族関係者による献花に彩られ英霊達の魂よ安らかにと遺族、来賓、一般の出席者の方々によって鎮魂の慰霊祭がしめやかに行われます。

殉職者の碑

 平成24年に建立された碑です。昭和20年3月29日、勤労奉仕作業に来ていた金峰町の国防婦人部の方々が突然の空襲で無線塔近くの新川の防空壕に避難したところ爆弾が防空壕に落ち、中にいた小さな子供を含む計19名が爆死されました。国のために各特攻振武隊員・各飛行隊員・戦死者と同じように殉職された国防婦人部の方々の霊をなぐさめるために建立されました。

殉職者の碑
苗村七郎顕彰の碑

苗村七郎氏顕彰碑

 飛行第66戦隊の少尉として沖縄航空作戦に参加しその後、万世飛行場の慰霊の礎を築いた苗村七郎氏を称えた碑です。苗村氏は私費を投じ全国を回り万世から出撃戦死した方々の遺品遺書を遺族から託され、万世特攻平和祈念館の創立にも尽力されました。